キレキレとは?写真表現辞典

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「ねぇ〜見てよ〜これ〜
ぐるぐるのトロトロのボケボケなんだけど〜
最高じゃな〜い?」

「いいねえ〜。
あたしはキレキレのやつ
買ったわ〜。
あ〜早くお出かけした〜い。」

 

おっと、今ドキの女の子たちが
こんな会話をしているようです。
なんだかとっても
たのしそう。

でも!何を話しているのか
わからない!
最近の若い者は
すぐ変な日本語を
使うからな〜!

楽しくても辛くても
美味しくても美しくても

やばい

 

でオッケーですって
どうにかならないかしらね〜
なんちゃって。

 

すみません、
わたし自身も
そうなってしまっている
ときはあります。

もう一度
落ち着いて、
よーく見てみると、
あれ?

これって本当に
若者言葉でしょうか?

 

話し声からは
なんの話かさっぱりです。

しかし、これが
一眼レフカメラを
首から下げた人物同士が
お互いのカメラを
見ながらの
会話とすると
どうでしょうか。

実は!!!
これらの

・ぐるぐる
・トロトロ
・ボケボケ
・キレキレ

は写真を描写する時に
すごく便利な言葉たちなのです。

ちょっと調べてみましたので
一緒に見ていきましょう(^^)

ぐるぐる

「ぐるぐる」は
ほとんどある特定のレンズに
対して使われます。

それは!じゃーん!

→ Helios(ヘリオス)
というレンズです。

オールドレンズ、
ということは
フィルムカメラ時代の
レンズです。

 

マニュアルでピントを
合わせて撮ります。

いったいどの部分が
ぐるぐるなのでしょうか。

 

それはですね、

ぐるぐるが現れる
条件が揃っている写真を
みると、わかるかもしれません。

ヘリオスは、
ぐるぐると円を描くように
ピントの合っていない
ところがボケます。

ただ撮れば良いわけではなく
いろいろとクリアしないと
完璧なぐるぐるボケは
出ないそうです。

素敵な記事から
引用させていただきます。

『東京ぶら街写真。』
-オールドレンズと街歩き-
ぐるぐるボケ出し方講座

こちらでは、
ぐるぐるボケを出す条件として

「絞り開放」
「ピント近めで背景をぼかす」
「明るい小さな光を沢山」

この3つが挙げられています。

 

たくさんの光が入るようにして、
近いところにある被写体に
ピントを合わせて、
背景に小さな光の粒が
入ってくるようにする!

それがベストぐるぐる
を出すための条件だそうです。

わたしもヘリオスの
ぐるぐるボケを
撮ってみたいなあ。

早く出会いたいです。

トロトロ
ボケボケ

トロトロからは
イメージとしては、
柔らかさだったり
境界のない
流れるような感じ
伝わってきます。

ボケボケと一緒に
説明しますと、

 

ボケボケは
ピントがある範囲のみに
合っていて、
背景がふわっと
ぼかされて写っている

 

そんな様子を
表しています。

 

そして、

トロトロは
そのボケ具合が
いかになめらかであるかを
言葉にした時に
よく使われるそうです。

わたしがよく使う
スーパータクマーのレンズ
トロトロのボケボケ写真が
撮れやすいです。

カメラはSONYα6400です。

 

ネットでも、
作例を載せられている方が
いますので
探してみると
おもしろいですよ。

そして、同じくレンズ
に関する言葉、

キレキレ

よくダンスの動きに対して
使われますね。
機敏な様子だとか。

 

では、カメラに関係する
キレキレとは!

わたしなりの言葉で
伝えますと、
パッと見て、
写真そのものを美しいと
思ってしまう
描写だと感じました。

わたしはキレの良い写真を
見たときに
撮っている対象ではなく、
撮られた写真に自然と
心が向いてしまいました。

細部まで美しく、
綺麗な写真という
言葉がばちんと
ハマるような
そんなイメージです。

わたしはおそらく、
キレキレな写真を
撮れたことがないので、
いつか自分の
見たままの景色を
キレキレ写真で表したいと
考えております。

わたしの視点からの
説明も多くなってしまいましたが
個人の感覚的な部分も
含まれますし、
また、心が動く
描写の違いもありますし

今後もたくさんの
レンズに出会って
写真を撮れたら良いですね〜

 

それでは、
ぐるぐるのトロトロの
ボケボケでキレキレな笑
レンズ選びを
楽しみましょう!!

ありがとうございました(^^)
次回もよろしくお願いします。

(ライター : なつ味)

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