夜桜の綺麗な撮り方4つのコツと山梨県の桜の撮影スポット名所3選

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だんだんと暖かい日が多くなって春を感じる季節になりました。
桜が咲き始めると、お花見にでかける方も多いと思います。

昼間の桜もきれいですが、ライトアップされた夜桜も素敵ですよね。
ですが、夜桜を撮ろうとするとブレてしまったり、暗くなってしまったりとなかなか綺麗に撮れないといった経験はありませんか?

今回は夜桜の綺麗な撮り方についてご紹介したいと思います。

 

1.カメラを固定しよう

 

夜桜を撮るときに気になるのは手ブレです。周囲が暗いとシャッタースピードが遅くなるので昼間に比べてブレやすくなります。

できれば三脚を使用するのがおすすめです。
ですが、三脚を利用しても、シャッターを押した拍子に手ブレが起きてしまうこともあるので、
必要であればセルフタイマーやリモコンを併用して撮るといいでしょう。

撮影場所によっては三脚が禁止されていることがあるので、できれば事前に確認しておきましょう。

もっと気軽に撮りたいときでも手すりやベンチを利用して、できるだけカメラを固定するようにしてみてください。

手持ちで撮影する時も、カメラはしっかりと両手で持ち、脇を締め、カメラを固定することを意識して撮ってみましょう。

 

2.フラッシュは使わない

 

 

夜桜を撮るときにフラッシュを使っている人をよく見かけます。

暗いところでフラッシュを焚くのは、カメラに取り入れる光の量を増やすためですが、ライトアップされた夜桜というのは意外と明るいので、フラッシュなしでも十分撮影は可能です。

フラッシュを使って撮るとどうしても不自然な写真になってしまうので、街灯や水辺に移った光など、その場にある光を上手に取り込んで夜桜を撮ってみましょう。

また、夜桜の撮影ではライトアップが原因で白飛びする場合は露出補正をマイナスに、
逆にライトアップが弱い場所ではプラスに補正すると綺麗に撮れることがありますので調整してましょう。

 

 

3.絞り優先モードを使おう

 

絞りとは、レンズに入ってくる光の量を調整する機能です。F値を小さくすると、短いシャッタースピードで明るく撮ることができます。

夜桜を撮るときにはF値は背景をぼかして撮りたければ4、もう少しはっきりと撮りたければ8くらいにするといいでしょう。

 

4.撮る時間帯や構図を工夫しよう

 

1年のうちに決まった期間しか見ることのできない桜です。
毎年同じような写真になってしまうという方は構図や撮る時間帯を工夫して撮ってみましょう。

 

日没から20分~40分頃に撮ると幻想的な写真を撮ることができます。

 

桜全体を撮るのではなくお祭りの提灯にピントを合わせて撮ってみるのも素敵ですね。

 

山梨県のおすすめ桜の名所

小瀬スポーツ公園(写真提供:やまなし観光推進機構)

 

最後に山梨県でおすすめの桜の名所を簡単にご紹介します!

下記の場所は夜になるとライトアップするので夜桜も楽しむことができます。

 

・小瀬スポーツ公園

住 所:山梨県甲府市小瀬町840

昼間のお花見にもぴったりの公園ですが、夜にはライトアップされ、川沿いに桜が咲いているので川面に映った桜を撮影することができます!

桜祭りの時期は屋台が出ていたりとにぎやかです。

 

・大法師公園

住 所:山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢217

大法師山中腹に広がる展望のすばらしい大法師公園は、県内有数の桜の名所で、ソメイヨシノを中心にサトザクラ、シダレザクラなど約2000本が植えられています。

「日本さくら名所100選」にも選ばれていて、昼間はもちろん夜のライトアップされた桜はまた違った雰囲気でとても素敵です。

こちらも桜の時期に合わせて桜祭りが行われます。

 

・信玄堤公園

住 所:山梨県甲斐市竜王1989

私のおすすめは甲斐市にある信玄堤公園です!

歴史ある信玄堤一体をピンク色に染める桜並木は夜のライトアップも楽しめます。

とても静かな公園でピクニックや夜桜を見ながらのお花見におすすめです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

綺麗に撮るためのポイントをまとめます。

 

1.カメラを固定して手ブレを防ぐ

2.フラッシュは使わずに光を上手に取り込む

3.絞り優先モードで撮る

4.撮る時間帯や構図を工夫してみる

 

ポイントを押さえたら、あとは実践してみてください。

今年の桜の写真はいつもとは違った仕上がりを目指してみましょう。

また、まだ夜は冷え込みますので夜桜を撮るときはあたたかい服装ででかけてくださいね。

(ライター:Meiko)

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