一眼レフカメラを買ったのはいいけど、真っ黒でなんにも映らない!
なんて経験はありませんか?
僕も、はじめはカメラが壊れているのではないかと疑いました。
実はそれは明るさの設定をするだけです。カメラにはいくつか明るさの設定の方法があります。
今日は初めての方向けに、明るさの変え方と、カメラの仕組みについてお話します♪
プログラムオート
プログラムオート機能でもとりあえずのところは十分ですが、夕方や室内の撮影などで、物足りなくなった場合にのみ、読んでみてください。
プログラムオートはどんなカメラにもダイヤルがついているので、それをPのボタンに設定するだけです。明るさも含め、すべての設定を自動で設定してくれます。
プログラムオートでも、いいものも十分にとることができます。
プログラムオートを使っていて、明るさが思い通りにいかない!ということになったら、
自分で明るさを調節しましょう。カメラの明るさは4種類のバランスで設定をします。
・絞り(F値)
・シャッター速度
・ISO感度
・露出
今日はそのうちの一つ、絞り(F値)での明るさの設定のやり方を見ていきましょう。
絞り(F値)で明るさを設定する
カメラを見ると、中に羽のようなものがあります。
赤い楕円で囲われている六角形の部分です。この絞りの大きさで明るさを調節します。
基本的なカメラの仕組み
カメラの基本的な仕組みを見ていきます。
景色は【光】なのでその光をフィルムに焼き付けるだけ。実はカメラの仕組みってとってもシンプルです。セリアの商品でカメラを手作りで作ることもできるようです。
(参照:100均一セリアの日光写真手作りカメラが大人気)
シャッターを切る前は光がカメラの中で反射して、
私たちはファインダーからフィルムに撮影する景色を見ています。
シャッターを切るとミラーが上がって、光が直接フィルムに焼き付きます。
この光の量を調節すると、明るい写真になったり、暗い写真になったりします。
基本的にはデジタルカメラも同じ構造です。
絞り(F値)で明るさを調節する
絞りを調節することで、レンズから入る光の量を調節し、明るさを調節できるという、
とてもシンプルな構造です。
レンズの絞りが閉じた状態。入る光の量が減るので、写真が暗くなります。
レンズの絞りが開いた状態。入る光の量が多いので、写真が明るくなります。
デジタルカメラの場合、カメラ本体の設定のFというところで調節します。メーカーによって設定の仕方は違うので、詳しくは取り扱い説明書を読んでみてください。
レンズの明るさはF値を見る
写真の明るさはレンズによって変わります。赤丸で囲ってあるのがF値と呼ばれる、明るさの数値です。基本的に一の位の数字、小数点がついている数字の部分です。この数値が小さくなればなるほど明るい写真が撮れると覚えておきましょう!
F値(絞り)2.8くらいからいわゆる【明るい】と言われる写真が取れます。明るいレンズほど高価になる傾向にあります。F値が1.2まで行くと、かなり明るい写真が取れますが、
軽く数万円を超えるレンズになります。
F値はボケにも関係する
一眼レフカメラの特技であるボケ。
みんな大好きボケボケ写真。初心者でも何となく、ぽく見えます♪
(参照:いい写真とは日常と非日常のバランス)
実はF値が小さくなればなるほど、ボケは大きくなっていきます。F値が低いレンズほど高価なのは、ボケが大きいからという理由もあります。日本人は特にボケが好きだと言われているみたいですよ!なんと英語でもボケのことを”Bokeh”(ボケー)といい、日本で生まれた撮影手段が海外でも大人気なんだとか!
まとめ
いかがでしたか?
今日のまとめは
・明るさの調整には絞り(F値)で調整する
・カメラの仕組みを知る
・絞りはボケにも影響する
でした!
はじめは明るい写真を目指すといい写真が撮れる確率が高くなります!絞りをしっかりと使いこなして、明るさを調整して楽しく写真を撮りましょう♪
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