綺麗な雪景色の撮り方 4つのポイント

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雪国ならめずらしくありませんがあまり降らない地域では雪が降るとうれしくなりますよね。
今回は綺麗な雪景色の撮り方を4つのポイントでお伝えします!

 

1.降っている雪の撮り方

雪が降ってきた!と思わずシャッターを押してみてもあれ…降っている雪が写っていない…なんてことがありますよね。
残念ながら単純に撮影しても降っている雪の写真を撮影することはできません。
そんな時はフラッシュ撮影がおすすめです。

フラッシュ撮影をすることで、雪が玉状に写り込み幻想的な写真を撮ることができます。
この方法はフラッシュを発光させるという簡単なものですが、綺麗な雪玉を写すにはポイントがあります。
それはF値を小さめに設定して撮る!
フラッシュに照らされた雪は、レンズの至近距離にあるボケて写った雪です。つまりこの前ボケが大きければ大きいほど、写真に写る雪の粒は大きく写ります。
ですから、雪の粒を大きく撮りたいなら前ボケが大きくなる設定、すなわち、F値を小さめのF4.0くらいに設定する撮り方がおすすめです。

 

2.積もっている雪景色の撮り方

夜に降り出した雪が翌朝積もっているととても綺麗ですよね。
雪が降っている時は曇り空なのに対し翌日は青空だったりするとそのコントラストがとても綺麗に感じます。
ですがこの雪景色も単純に撮影すると少しどんよりしたように撮れてしまいます。
カメラは真っ白はものは暗めの明るさで撮るように設計されているため、普通に撮るとグレーがかった写真になってしまいます。
それを防ぐために+1.7~2.0くらい露出補正をしましょう。

また逆光を利用すると太陽の光が雪に反射してキラキラとした雪の写真を撮ることもできるので試してみてくださいね!

 

3.印象深い雪景色の撮り方

一面の雪景色は真っ白いキャンパスのようですよね。
ただ広い雪景色を撮るより山や木など大きさや広さの比較対象となるものを写すことで広大な印象の写真を撮ることができます。


また、印象深い雪景色の写真のコツは朝焼けや夕焼けの時間帯がおすすめです!
真っ白い雪が赤い光に染められて幻想的な写真を撮ることができますよ。
ぜひ試してみてください。

4.カメラの寒さ対策

綺麗な雪景色を撮るために忘れてはならない大事なことにカメラの寒さ対策があります。

低い気温ではバッテリーの消耗が早くなりますので予備のバッテリーを用意しておくことをおすすめします。
また、使用しない際にはポケットの中などでバッテリーを暖めていただくと電池消耗を抑えることができますよ。
それからうっかりしてしまうのがカメラの結露です。気温の低い屋外から暖かい室内に移動した際に、カメラ本体やレンズに水滴が発生することがあります。
暖かい空気に含まれる水分は冷たいカメラで冷やされて水滴になります。
なので寒いところから暖かい場所に入る前にはカメラをカバン等にしまってから入ることをおすすめします。
食品用の密封袋などに入れておくと、暖かい空気に直接触れず、結露しにくくなりますよ。

まとめ

雪景色の撮り方の4つのポイントはいかかがでしたか?

1.降っている雪の撮り方はフラッシュ撮影がおすすめ
2.積もっている雪を撮り方は露出補正で明るさを調節
3.写真を撮る時は大きさと広さの比較対象として木や山を一緒に
4.寒さによるバッテリーの消耗と結露対策をする

まだまだ冬本番の季節が続きます。今回のポイントを参考に印象的な雪景色の写真を撮ってみてくださいね。

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